後編

8月からは、再び在宅介護の生活が始まりました。
胃ろうに加え呼吸器をつけることになったので、2〜3時間ごとにサクションを行い、食事の時には胃ろうから栄養を入れることを毎日続けています。
医師はいろいろあった後、変わってもらうことになりました。
若くて、在宅専門の先生です。
診療所は構えず、事務所と車と電話で仕事をしています。
こういう方は今後増えるかもしれませんね。
看護士をお願いするナースステーションも変わり、すっかり支援してくださる方々が入れ替わりました。
おかげさまで今は何とかやっています。
ヘルパーさんにも来てもらっていますが、ヘルパーさんはサクションや胃ろうができないため、結局は家族がやらなければなりません。当然といえば当然ですが。
看護士さんや先生が来たときにやってもらったり、僕を含め家族が交代でやったりしています。
他にも寝返りができないため、体を向きを変えたり、体を拭いたりします。
サクション用のカテーテルなど、何だかんだで結構お金がかかるのは難点です。これも当然といえば当然ですが。
でも、在宅介護を支援する機械や設備って結構あるものなのですね。制度も含めてですが。
今後、何かが起きたときに我々家族も含めてしっかりとした対応をすることができるかを、常に考えておかなければなりません。
仕事の方は試行錯誤の毎日ですが、何とかやっています。
ただ、将来が結構不安ですね。
早めに何か考えておかないと行き詰るかもしれないなと感じています。
そんなこんなで、いろいろな人に支えられ、何とか年を越せそうです。
来年も頑張りたいと思います。